MESSAGE

“強み”を持たないことが、

私たちの強さ  

株式会社マサルファシリティーズ
代表取締役社長 山﨑 栄一郎

株式会社マサルファシリティーズ
代表取締役社長 山﨑 栄一郎

だから、

作り続けている。

「御社の強みは?」とよく聞かれる。でも、はっきり言って、“これだ”と断言できるものは、まだないんです。でも、それでいいと思っている。いや、むしろ、“ない”からこそ面白い。

私たちのような中堅の設備会社は、全国に山ほどある。差別化できる何かがある会社もあれば、ない会社もある。でも、差別化することよりも、「今よりもっと良くなろうとする姿勢」を持ち続けることの方がずっと大事だと思っています。
実際に、強みというのは外から言われてはじめて意味があるもの。社内で「これがウチの強みです」と決めた瞬間に、成長の余地が止まる気がして。

強みを“作る”途中。ずっとその途上にいることこそが、うちのリアルだと思っています。

「幸せな職場」を

目指すということ。

うちの経営方針は「幸せな職場づくり」です。

でも、“幸せ”という言葉の裏には、厳しさがあります。
仕事ができなければ、幸せにはなれない。毎日、80点以上を出す意識を持ち続けなければ、成果も信頼も得られない。そのためには、自分を律する力、スピード感、生産性、すべてが問われます。

社員にはいつも伝えています。
「誰かの幸せは、誰かの頑張りの上に成り立っている」と。
その“誰か”である責任を、全員がちゃんと引き受けられる会社でありたいと思っています。

社員に伝えたいことは、

シンプルで本質的なこと。

経営者として社員に伝えたいのは、特別な理念や難しい哲学ではありません。
「まず動くこと」そして、「考えながら進むこと」。その積み重ねが、未来をつくっていくんです。
最初から完璧な答えなんて、誰にもわかりません。
だけど、やってみなきゃわからないことが、仕事の9割以上を占めていると思っています。
3歩進んで5歩下がることだってある。でも、その“一歩目”がなければ、進むことも戻ることもできない。

だからこう伝えるようにしています。「考えすぎて止まるくらいなら、とにかく一歩踏み出してみろ」と。
やってみて違うと感じたら、戻ればいい。それもひとつの成長のかたちです。

一人ひとりが「動く勇気」を持っていれば、会社は自然と前に進んでいく。
それが、私の信じていることです。